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2022/06/07
NPI「知りたいことを聞く」シリーズ 「バイデン大統領訪日の評価、インド太平洋とQUADの展望」のご案内

 ロシアによるウクライナ侵攻が続く中、5月22日に米国のバイデン大統領が就任後初めて来日して岸田首相と会談をもちました。また、24日には東京で日米豪印(QUAD)首脳会合が行われました。バイデン大統領訪日のポイントはどこにあったのでしょうか。ブリンケン国務長官の中国政策演説から何を読み取れるのでしょうか。インドやオーストラリアはQUADにどのような意義を見出しているのでしょうか。そしてQUADは今後どのような役割を果たしていくと考えられるのでしょうか。今回の「知りたいことを聞く」ウェビナーでは、こうした問題意識を背景に、インド、オーストラリア及び米国の専門家にご議論いただきます。「これが知りたい」というご関心事項がありましたら、申込みの際に簡潔な質問の形式でご記入ください。できるだけ参加者の皆様のご関心も踏まえながら議論を進めて参ります。これは一方的な講演会ではなく、視聴者の皆様のご関心にできるだけお応えしながら議論しようとする企画ですので、どうぞふるってご参加・ご質問ください。


1. 日時

2022年6月24日(金)10:00~11:00 (最長11:15までとします)

※会場との質疑応答あり。


2. パネリスト

伊豆山真理 防衛研究所理論研究部長
佐竹知彦  防衛研究所主任研究官
森 聡   当研究所上席研究員・慶應義塾大学法学部教授

モデレーター: 藤崎一郎 当研究所理事長


3. 開催方式

ウェビナー (参加無料)


4 .参加お申込み方法

下記のリンクからお申込み下さい。
https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_hW4mAFQNRI-ehaOIHN0GDg


■パネリスト紹介

伊豆山真理 防衛研究所理論研究部長
上智大学卒。東京大学大学院博士課程単位取得退学。1994年より防衛研究所勤務。専門分野は南アジア地域研究。近著書に竹中治堅編『「強国」中国と対峙するインド太平洋諸国』(千倉書房、2022年6月刊行予定)、堀本武功・村山真弓・三輪博樹編『これからのインド―変貌する現代世界とモディ政権』(東京大学出版会、2021年)、長崎暢子編『世界歴史大系 南アジア史 近代・現代』(山川出版社、2019年)など。


佐竹知彦 防衛研究所主任研究官
慶應義塾大学卒。同大学大学院法学研究科修士課程、豪州国立大学太平洋アジア研究所博士課程修了(国際関係論)。2010年より防衛研究所勤務。その間、防衛省防衛政策局国際政策課部員(多国間の安全保障担当)、慶應義塾大学法学部非常勤講師、豪州国立大学豪日研究センター客員研究員、法政大学グローバル教養学部非常勤講師等を歴任。専門分野は国際関係論、アジア太平洋の安全保障、豪州の外交安全保障政策。近著書に『日豪の安全保障協力「距離の専制」を越えて』(勁草書房、2022年)、「豪州から見た米中関係ー『幸福な時代』の終焉」川島真・森聡編『アフターコロナ時代の米中関係と世界秩序』(東京大学出版会、2020年)など。


森 聡 中曽根平和研究所上席研究員(慶應義塾大学法学部教授)
京都大学卒。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。博士(法学)。外務省、東京大学大学院法学政治学研究科付属比較法政研究センター機関研究員、法政大学法学部准教授を経て、2010年に同教授。2022年より慶應義塾大学法学部教授。この間にジョージワシントン大学客員研究員(2013~15年)、プリンストン大学客員研究員(2014~15年)。2018年4月より本研究所上席研究員。専門分野は現代アメリカの外交・国防政策、先端技術と国防イノベーション、冷戦史。近著に森聡・福田円編『入門講義 戦後国際政治史』(慶應義塾大学出版会、2022年、共著)、久保文明ほか編『アメリカ政治の地殻変動ー分極化の行方』(東京大学出版会、2021年、共著)、川島真・森聡編著『アフターコロナ時代の米中関係と世界秩序』(東京大学出版会、2020年、共著)など。

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