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2024/02/20
NPIメールマガジン 3月6日開催、NPIウェビナー「インド太平洋地域の偽情報のリスク-選挙と安全保障への影響-」のご案内

情報空間では、SNSの発達に伴い、偽情報の流布が社会の安定性を脅かす課題となっています。インド太平洋地域では情報空間における偽情報の増加が問題となっており、本年1月の台湾の総統選挙でも、偽情報の流布が観測されています。このような情報空間のリスクの増大について、インド太平洋地域の偽 情報の情勢および台湾総統選挙をテーマとして、中曽根平和研究所・情報空間のリスク研究会のメンバーが議論を行います。
 下記要領にてお申し込みのうえ、奮ってご参加ください。

1.日時
2024年3月6日(水)16:00~17:15

2.登壇者(敬称略)
[パネリスト]
長迫智子 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)サイバー情勢研究室研究員
川口貴久 東京海上ディーアール株式会社主席研究員
村上政俊 皇學館大学准教授
[モデレーター]
大澤 淳 中曽根平和研究所主任研究員/「情報空間のリスク研究会」リーダー

※長迫氏、川口氏は当研究所の「情報空間のリスク研究会」、村上氏は「海洋安全保障研究委員会」のメンバーです。

3.開催方式
Zoomウェビナー(参加無料)

4.参加申込方法
下記リンクから、3月5日(火)18:00までに直接お申込み下さい。
https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_gj5dYvEcRkGMhPUrWCKMyg

■登壇者紹介
長迫智子(ながさこ ともこ)
現職:独立行政法人情報処理推進機構(IPA)サイバー情勢研究室-研究員。東京大学大学院人文社会系研究科修士課程および情報セキュリティ大学院大学情報セキュリティ研究科博士課程修了、博士(情報学)。笹川平和財団研究員を経て、2023年11月より現職。近著に、"The Geopolitics of Information Warfare: Decoding Russia's Disinformation Strategy," WORLD INSIGHT,10 March 2023, 「認知領域の戦いにおける陰謀論の脅威- 海外における体制破壊事案から日本における陰謀論情勢を考える(2023年7月)、「認知戦情勢に鑑みる対日本の攻撃アプローチの検討」『戦略研究第34号』(2024年3月刊行予定)がある。第20回自由民主党国際政治・外交論文コンテスト特別賞受賞。

川口貴久(かわぐち たかひさ)
現職:東京海上ディーアール株式会社主席研究員。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了、横浜市立大学国際文化学部国際関係学科卒業。これまで一橋大学大学院法学研究科非常勤講師(2022年4~9月、2023年4~9月)、慶應義塾大学KGRI客員所員(2021年6月~2023年6月)、KGRI特任准教授(2023年11月~2024年2月)等を兼任。著作に、土屋大洋・川口貴久編著『ハックされる民主主義:デジタル社会の選挙干渉リスク』(千倉書房、2022年)、「ウクライナ戦争と『ナラティブ優勢』をめぐる戦い」SYNODOS(2022年5月21日)、「経済安全保障とサイバーセキュリティ」『世界経済評論』(2022年5・6月)等多数。

村上政俊(むらかみ まさとし)
現職:皇學館大学准教授。東京大学卒業後、外務省入省。大使館外交官補として北京大学、ロンドン大学に留学。博士。退官後に中央大学客員教授、航空自衛隊幹部学校客員研究員等を歴任。専門は日米同盟、米中関係、米国の台湾政策で、台湾大学、中華経済研究院等で在外研究。近著に、「台湾有事と日米安保条約、在日米軍基地」『交流』、"Now is the time for a US-Japan-Taiwan security trilateral," Pacific Forum、「強まる米国の台湾への関与―バイデン政権にとっての戦略的重要性」『外交』、「トランプ政権下の米中関係」久保文明編、東京財団政策研究所監修『トランプ政権の分析』(日本評論社)等。

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