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研究活動

デジタル戦略と国際規範研究会

デジタル戦略と国際規範研究会

22年度の研究テーマ

 米中の体制間競争という新たな国際環境の中で、先端技術の開発と防護にしのぎが削られている。
 先端技術の軍事応用や先端技術を守る経済安全保障が重要な課題となってきているが、それらと同様に重要な側面が、先端技術開発の国際的なイニシアティブや先端技術に関わる国際規範やガバナンスの形成である。これらの領域は、次世代通信網規格や無人化技術利用の国際規範などに見られるように、米中競争の国際場裡におけるバトルグラウンドの中心となっている。
 本研究会では、外交政策上重要な視点である、先端技術に関わる国際イニシアティブの形成や国際規範・ガバナンスの形成について、各国は科学技術外交戦略のなかでどのようなイニシアティブをとろうとしているのか、また、どのような国際規範形成が行われようとしているのかについて調査・研究を実施する。
 また、研究を通して、日本の科学技術外交の実施体制についても提言を作成して発出を目指す。本年度は、具体的な研究テーマとして、差し当たりサイバー、ロボット技術、次世代通信プラットフォームなどに注目して取り上げるとともに、諸外国の科学技術外交の実施体制についても調査する。


メンバー構成(敬称略)

リーダー:   佐藤 丙午  拓殖大学教授
研究会委員:  森   聡  中曽根平和研究所上席研究員/慶應義塾大学法学部教授
        林  載桓  青山学院大学教授
        上原 良子  フェリス女学院大学教授
        越野 結花  英国国際問題戦略研究所(IISS)研究員
        齊藤 孝祐  上智大学准教授
        土屋 貴裕  京都先端科学大学准教授
        渡辺 紫乃  上智大学教授
研究会事務方: 大澤  淳  中曽根平和研究所主任研究員
        河西 陽平  中曽根平和研究所研究助手

研究会の活動

テーマ:委員間の問題意識の開陳

※本研究会は、2020年度に採択された外務省の外交安全保障調査研究補助金によって運営されています。

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