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経済・社会

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2023/03/02
経済社会研究会・コメンタリー NO.16「都市間連携と SDGs のパラダイム」(島裕・中曽根平和研究所主任研究員)を掲載しました。

コロナ禍は、日常生活の基盤となる「都市」が抱える潜在的な課題を表出させたといえよう。身近な生活圏における様々な生活関連サービス、人と人との結びつきの重要性を強く再認識すると同時に、テレワーク、行政サービスのデジタル化、E コマース、デリバリーサービス、SNS などオンラインを通じた生活サービスやコミュニケーションが急激に生活様式の中に浸透した。世界に目を転じると、電気自動車や再生エネルギーへの注目が高まるなど地球環境に対する意識と行動変容はむしろ高まりつつある。本稿では、生活空間としての「都市」を取り巻く環境変化を俯瞰した上で、イノベーションの観点から「都市」の最大の構成要素である市民と都市相互の関係性のあり方を概観したい。

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