2023/06/21
柿原主任研究員によるコメンタリー「日本鉄鋼業における低炭素化、脱炭素化に向けた取組み」を掲載しました。
1992年国連での「気候変動に関する国際連合枠組条約(UNFCCC)」採択以降、参加国は2015年第21回締約国会議(COP21)において「世界共通の長期目標として世界の平均気温上昇を産業革命以前に比べて2℃より十分低く保ち、1.5℃に抑える努力を追求することを目標」とした、いわゆるパリ協定を合意し、2021年COP26では2050年カーボンニュートラル、温室効果ガスの排出を実質ゼロにすることにむけ「より野心的な1.5℃目標に向かって努力する」方向性を合意した。この対応として日本では2050年カーボンニュートラルを目指すことを宣言し、2030年度の中期目標を温室効果ガス2013年度対比46%削減としている。