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外交・安全保障

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2023/10/05
韓国・北朝鮮研究会コメンタリーNo.2「尹大統領のリーダーシップと第22代国会議員選挙」(梅田皓士・拓殖大学海外事情研究所助教)を掲載しました。

韓国で2022年5月に尹錫悦政権が発足して以降、日韓関係、米韓関係などの改善が急激に進められた。これは、北朝鮮との関係改善を第一としてきた文在寅前政権からの大きな変化である。今回の韓国の変化は、日本や米国にとっては、歓迎すべき流れである。他方で、国内情勢では、尹大統領の支持率は低迷している。また、尹錫悦政権は国会では、少数与党であり、これまで大きな成果を出しているとは言えない状況にある。また、2023年3月には与党、「国民の力」(以下、与党)の党大会が開催され、この時に尹大統領は与党掌握への強い意志を見せた。同時に最大野党、「共に民主党」(以下、野党)の状況に目を向けても、李在明代表の様々な疑惑が取り沙汰されている。これに対して、李在明や野党は尹錫悦政権による「政治攻勢」と反発を強めており、政権、与党と野党との対立は激しさを増している。

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