2025/10/31
11月14日開催、NPI公開ウェビナー「中国による台湾統一ハイブリッド戦対策のための多国間共同」のご案内
昨今、従来型の軍事力による戦争のみならず政治・経済・社会・文化等様々な領域で展開されるハイブリッド戦に対する関心が高まっており、特に台湾情勢が緊張を増す中、中国による台湾の強制統一のためのハイブリッド戦に対応することの重要性が増しています。
今回、オーストラリア、台湾、米国においてハイブリッド戦の専門家として活躍されている方々に登壇いただき、ハイブリッド戦の現状を総括すると共に、中国による台湾強制統一をねらいとするハイブリッド戦対策のための多国間共同をいかに進めていくべきかについての展望を議論いたします。
1.日時
2025年11月14日(金) 20:30~22:00
2.次第
(1)開会挨拶
齋藤 隆(中曽根平和研究所 海洋安全保障研究委員会委員長/元自衛隊統合幕僚長・退役海将)
(2)基調報告
「中国による台湾強制統一ハイブリッド戦」
川嶋 隆志(防衛研究所所員)
(3)パネルディスカッション
「中国による台湾強制統一ハイブリッド戦対策のための多国間共同」
〔司会〕
松村 五郎(中曽根平和研究所 海洋安全保障研究委員会副委員長/元陸自東北方面総監・退役陸将)
〔パネリスト〕(敬称略)
フィトリアニ(オーストラリア戦略政策研究所上席研究員)
クリストファー・ジョンストン(アジアグループ パートナー兼国防・安全保障部長)
游 知澔(台湾情報環境研究センター共同ディレクター)
川嶋 隆志(防衛研究所所員)
3.開催方式
ZOOM利用 参加無料
4.使用言語
日本語・英語(日英・英日の同時通訳あり)
5.お申し込み
11月13日(木)までに下記専用フォームにてお願いします。
https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_SYQt9vwMQlW-AmNaQMCqBg#/registration
6.登壇者略歴
齋藤 隆(さいとう たかし)元自衛隊統合幕僚長・退役海将
防衛大学校卒業、海上自衛隊入隊、潜水艦はましお艦長、潜水艦せとしお艦長、アメリカ海軍大学への留学等を経て、2005年、第27代海上幕僚長、2006年、第2代統合幕僚長に就任。2009年退官。現在、中曽根平和研究所 海洋安全保障研究委員会委員長。
松村 五郎(まつむら ごろう)元陸自東北方面総監・退役陸将
東京大学工学部卒業、陸上自衛隊入隊、米陸軍機甲学校、外務省北米局安全保障課、米陸軍戦略大学、第3次イラク復興支援群長を経て、2012年、第10師団長、2013年、統合幕僚副長、2014年、東北方面総監を歴任。2016年退官。現在、中曽根平和研究所 海洋安全保障研究委員。
川嶋 隆志(かわしま たかし)防衛研究所所員
防衛大学校国際関係学科卒、上智大学法科大学院修了。海上自衛隊入隊、護衛艦勤務、防衛省統合幕僚学校国際平和協力センター研究員、ニューサウスウェールズ大学オーストラリア人権センター客員研究員、防衛大学校准教授、中曽根平和研究所主任研究員等を経て、現職。
フィトリアニ(Dr. Fitriani)オーストラリア戦略政策研究所(ASPI)上席研究員
クランフィールド大学大学院博士課程修了(博士(国防・安全保障学))。S・ラジャラトナム国際研究大学院(RSIS)、南洋理工大学、ドルトムント大学、インドネシア大学などで研究員として勤務した後、現職。戦略国際問題研究所(CSIS)コンサルタント。
クリストファー・ジョンストン(Mr. Chrisopher B. Johnstone)アジアグループ パートナー兼国防・安全保障部長)
プリンストン大学大学院公共政策・国際関係学修士課程修了(修士(公共政策学))。米国国家安全保障会議(NSC)日本・大洋州担当部長、同東アジア担当部長、米国国防長官室、戦略国際問題研究所(CSIS)上級アドバイザー兼日本部長等を経て、現職。
游 知澔(Mr. Chihhao Yu)台湾情報環境研究センター(IORG)共同ディレクター
台湾を拠点とする非政府組織である台湾情報環境研究センター(IORG)共同ディレクターとして中国語情報空間におけるAIに支援されたデータ・ドリブンな権威主義勢力の影響及び情報操作の監視に従事。ソフトウェアエンジニア、情報デザイナー。
【ご参考】
海洋安全保障研究委員会では、Youtube動画「10分でわかる安全保障シリーズ 忍び寄る中国のハイブリッド戦~台湾、そして日本~」を配信しています。現在、第1回「日本にとって他人事でない台湾統一ハイブリッド戦」を配信中です。
・第1回の視聴はこちらから


 




 
		
		 
		
		