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2024/08/06
韓国・北朝鮮研究会コメンタリーNo.8「深化する日米韓安全保障協力と日韓安全保障協力の再始動」(冨樫あゆみ・東洋英和女学院大学)を掲載しました。

21世紀以降に展開された日米韓安全保障協力の道程において、2022年の日米韓首脳会談で発表されたプノンペン声明は、その分水嶺となった。冷戦終焉以降、主に北朝鮮抑止を主眼としていた日米韓協力の枠組みを、三か国の合意において「自由で開かれたインド太平洋」の実現へと拡大したからである。プノンペン声明が画期的であった理由は、協力の地理的範囲が北東アジアからインド太平洋へと拡大されたことを意味するのみならず、「自由で開かれたインド太平洋」という国際秩序観を日米韓が共有したことにあった。この新たな協力方針は、続く2023年に開催された日米韓キャンプデービッド首脳会談でも確認された。キャンプデービッド首脳会談では、日米韓協力に関する関連三文書が発表され、プノンペン声明での合意が具体化された。

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