2022/01/13
NPI「知りたいことを聞く」シリーズ「我が国のミサイル防衛と反撃力」のご案内
中曽根平和研究所では、2月3日(木)にウェビナー「知りたいことを聞く」を開催します。
本シリーズは、単なる講演に留まらず第一線の研究者との双方向のコミュニケーションの場を目指しています。
皆さまのご参加をお待ちしています。
我が国を取り巻く安全保障環境は年々厳しさを増すなか、中国のミサイル戦力は日進月歩の著しい向上を見せており、我が国のミサイル防衛態勢は早晩中国のミサイル攻撃能力に凌駕される恐れがあるとも言われています。このような状況を反映し、昨今の国会や新聞紙上では中国のミサイル攻撃に対するわが国独自の反撃力保有について盛んに議論が行われています。
本ウェビナーでは日本を代表するミサイル防衛の論客3名をお招きし、防衛政策、実務そして学問上の観点から大いに議論を行って頂きます。
またこれまで同様、事前にお寄せいただいた皆様からの質問にも随時お答えしながら双方向での議論の場としたいと考えております。ここでしか聞けない大変貴重な討論の機会ですので、多数の皆様のご参加をお待ちしております。
1.日 時:
2022年2月3日(木)10:00~11:30
2.パネリスト:
香田 洋二 元海上自衛隊自衛艦隊司令官
森 聡 法政大学教授・当研究所上席研究員
徳地 秀士 当研究所研究顧問 (モデレーター)
3.開 催 方 式:
ZOOM利用 参加無料
4.お申し込み:
2月2日(水)までに下記専用フォームにてお願いします。
https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_EZB3AmiqSjmb6DdUlEG-1Q
※ご質問や取り上げほしい話題等ございましたら、お申込みの際にフォームにご記入ください。可能な限りご希望に沿って議論を進めさせて頂きます。
※定員になり次第締め切らせて頂くことをご了承願います。
※登録された個人情報は、本講演会の開催以外には使用されません。
登壇者略歴
- 徳地 秀士
防衛省防衛政策局長、防衛審議官、米国国防大学国家戦略研究所客員研究員、政策研究大学院大学客員教授等を歴任。
防衛法制、日米同盟関係等に関する論考を多数発表。
現 職:中曽根研究所研究顧問、平和・安全保障研究所 理事長
論 考:「バイデン新政権の発足と日本の安全保障戦略」『安全保障研究』第3巻第1号(2021年3月)
佐世保地方総監、自衛艦隊司令官、ハーバード大学アジアセンター上席フェロー、国家安全保障局顧問等を歴任。
ミサイル防衛を含む日本の防衛政策に関してメディア等で積極的に発言。
現 職:ジャパンマリンユナイテッド顧問
論 考:「日本海洋戦略の課題-米・中の安全保障政策・戦略と我が国の対応策」『国際安全保障』第42巻第1号(2014年6月)
「北と対峙!日米韓のBMD体制を総括する」『世界の艦船』2018年2月号(通巻874号)
外務省職員、ジョージワシントン大学シグール・アジア研究所客員研究員、プリンストン大学公共国際政策大学院客員研究員等を歴任。
現代アメリカの外交・国防政策に関する論考や著書を多数発表。
現 職:中曽根研究所研究上席研究員、法政大学教授
論 考:「ミサイル防衛から反撃力へ」『中央公論』2021年4月号(共著)