第20回受賞者
2024年10月18日対外発表、11月29日受賞
Shiro Patrick Armstrong(シロウ パトリック アームストロング)(優秀賞)
国籍:オーストラリア
所属:The Australian National University教授
選考理由:アジア太平洋地域を代表する経済学者として、国境を越えた経済をはじめとする諸分野での協力推進を提唱し、情報の相互発信や人的交流の推進など日豪間のネットワーク構築を通じてまさに両国間の架け橋としての役割を果たすとともに、アジア太平洋地域全体での政策対話に積極的に参画するなど、顕著な実績を挙げている。
遠藤 環(えんどう たまき)(奨励賞)
国籍:日本
所属:早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授
選考理由:東南アジア地域を専門とする研究者として、都市・貧困・生活意識などの開発経済学の分野においてデータに基づく分析をもとに多様な経済・社会制度をもつアジア地域への理解と発展に資する学術研究ならびに国際的な知的ネットワークの形成を進め、他方で政策提言を積極的に行うなど、顕著な実績を挙げている。
高木 佑輔(たかぎ ゆうすけ)(奨励賞)
国籍:日本
所属:政策研究大学院大学准教授
選考理由:東南アジアを専門とする研究者としてフィリピン現代史をベースに東南アジア諸国家の発展と国家建設の歴史について比較研究を行うほか、自身の研究成果をウェブページや英語のジャーナルなどで広く内外に発信するなど、顕著な実績を挙げている。
福田 円(ふくだ まどか)(奨励賞)
国籍:日本
所属:法政大学法学部国際政治学科教授
選考理由:中国・台湾の政治外交ならびに中台関係を専門とする研究者としてその学術研究を深めるとともに、世界的な研究の場において積極的な情報発信にも取り組み、内外に対して中台関係理解の基礎となる知見を活発に発信するなど、顕著な実績を挙げている。