English

+テクノロジー

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

2018/11/06
岩田祐一主任研究員「オプティ」の時代~ICTが切り開く「最適化」日本:国家競争力としての可能性と課題~」

岩田祐一主任研究員の研究ノート「オプティ」の時代~ICTが切り開く「最適化」日本:国家競争力としての可能性と課題~」を掲載しました。

本文こちらからダウンロードいただけます。



(要旨)

研究ノート

「オプティ」の時代   
ICTが切り開く「最適化」日本:国家競争力としての可能性と課題~

The Era of Optimization  - ICT leads Japan: Possibilities and Challenges-

●要旨

「オプティ」の時代、すなわち、ICT(情報通信技術)/AI(人工知能)/IoT(モノのインターネット)が牽引する「オプティマイゼーション(最適化)」を志向する時代は、次回20191月の世界経済フォーラム(ダボス会議)でもメインの議論テーマとなることにも象徴されるよう、いわば、国際ルールでの戦いの時代になると言え、そこでは異なる者・組織同士の連携プレーの巧拙、さらには随所での柔軟な意思決定・方向性判断が、勝敗のポイントとなる時代である。こうした時代を日本が生き抜くために肝要な代表的キーワードは、「どこでもすぐに」「専門家としてのAI活用」「民官学の協調」の3つである。そして、こうした時代に於いて日本が磨き上げるべき技は、これまで強みにしてきた"モノづくり"に加えて、「モデルづくり」「デザインづくり」「プロセスづくり」といった"概念づくり"である。更に、それらの磨き上げに当たって、日本が国家として志向すべき最適化の重点分野は、地理概念的には「世界中の地方とのつながり」、組織概念的には「民官学ほか組織間および組織内の連携」、人間関係的には「仕事や生活におけるプロセス」、そして人間内面的には「人の潜在能力」の4つである。

Summary

The era of Optimization, or the era driven by ICT (Information Communication Technology) / AI (Artificial Intelligence) / IoT (Internet of Things), has some unique and symbolic characteristics such as "Anywhere Anytime", "AI as an assisting expert" and "Private-Government-University co-working". In such era, Japan must develop the skillset of Modelling, Designing and Processing, as well as Manufacturing, along with creating the own ways of optimizing 'Glocal' network, Inter/Intra-Organization Collaboration, Work and Life process, and Human potentiality.


< 前のページに戻る

+テクノロジーの最新記事

記事一覧へ >

他の研究活動

公益財団法人 中曽根康弘世界平和研究所(NPI)
Copyright ©Nakasone Peace Institute, All Rights Reserved.