2021/03/29
中曽根平和研究所「デジタル技術と経済・金融」年次研究報告書2020を発刊しました。
本年度、日本外務省の後援を受けて開始した本研究会は、2022年度までの3か年の予定で進めていくものです。
この研究会の狙いは、デジタルをはじめとした先進的技術の革新・拡がりが、経済・金融をはじめとした国際関係・国際安全保障に、どのようなインパクトをもたらすかを、可能性・リスクの両面から世界的視野で分析・考察したうえで、日本にとっての課題・対処、および世界に打ち出せる方向性を検討・提言していくものであります。
産学官の専門家ネットワークを活かし、「ビッグデータ」「AI」「IoT」「5G」「サイバーセキュリティ」「デジタル通貨」「ブロックチェーン」「FinTech」といった専門概念を、国際的問題における文脈下での含意として分かりやすく整理するとともに、技術の実装にあたって重要な「価値観」「心理」といったところにも配意してまいります。
本報告書内容はこちら(https://www.npi.or.jp/research/data/NPI_DTEF_G4_Annual2020.pdf)をご覧ください。